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詩仙堂と謝霊運(その続き)

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詩仙堂画額・謝霊運  狩野探幽筆の画額(詩仙堂志)の全体は、早稲田大学古典籍データベースにあります(謝霊運)が、「中国の詩人―その詩と生涯(謝霊運)」(右図)とは、絵が違うようです。また各詩人の画像は全体に「年寄り」ぱく描かれており、27才で夭折した李賀なども、イメージがちょっと違ってきますね。「廃院人なく春昼永し」という丈山の一句は、やはり李賀を典拠にしたのでしょうかね。

 ところで、石川丈山は、王安石がよほど好みではないようで、三十六詩仙を選ぶにあたり、省いています。(先哲叢談中薗英助の「艶隠者--小説 石川丈山」では、丈山一流の「政治嫌い」、加藤周一「三題噺」では、ひいては「人間嫌い」がその因とありますが、そんな所でしょう。最後に、丈山の七絶「詩仙圖の成るを喜ぶ」読み下し文を引いておきます。

老を投ず 一乘山水の生涯
しずかに心足りて 紛華 ふんかに遠し
詩仙圖り 堂宇に列し
風雅新たに開く 凹凸花

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